狭小住宅でも【快適動線】が叶う!スペパに効く収納家具を作る金物3選

“スペパ”という言葉をご存知でしょうか?スペースパフォーマンスの略で、限られた空間を効率よく利用してどれだけのパフォーマンス(快適さや利便性)を得られるかという「空間対効果」を表す言葉です。
マンションの住宅面積の全国平均が10年で約1割小さくなっている※との調査結果もある中、住宅でのスペースの有効活用はさらに注目されています。今回はそんな“スペパ”に効く金物を3点ご紹介します。
※2021年度 住宅金融支援機構の調査結果より
吊戸棚のヒンジを工夫するだけで「ぶつからない扉」に

食器を取り出したり料理を運んだり、何かと移動が多いキッチンスペースですが、狭くて動きにくいと感じたことはありませんか?
一般的な開き戸は扉の幅の分だけ前方にスペースが必要なため、開けるときに一歩下がるような動きになり動線を塞いでしまいます。一方、モノフラット リンクスヒンジなら横にスライドするように動くため開閉に必要なスペースが開き戸の約2分の1。ぶつからずに移動できる“スペパ”の高いキッチン背面収納を実現します。


製品情報
モノフラット リンクスヒンジ LIN-X450型

- 開く時も開いた後も扉が邪魔にならない、斬新な開き扉金物です。
- 扉は任意の位置で静止します。また、閉めるときはダンパーによりゆっくりと静かに閉まります。
- 片開き、両開きなどの組み合わせが可能なため、さまざまなキャビネットに対応できます。L型コーナースペースにも有効です。
※2025年8月18日時点の内容です。
扉が開く方向を工夫すれば「作業しやすい部分収納」に

家電を隠したい、でも使う時の作業性も諦めたくない、そんな時にオススメなのが扉を上に開くスイングリフトアップステーです。電子レンジなどの家電収納を目線に近い高さに設けつつ、開
けた時に扉が上に逃げるため作業の邪魔になりません。
また扉が下に開くスイングリフトダウンステーは、底板をスライドレールで引き出せるようにすることで作業性がアップします。
炊飯器や電気ケトルなど水蒸気が出る家電の収納にもぴったりです。
製品情報
スイングリフトアップステー SLUL型

- ラプコンを搭載した、リフトアシスト・ソフトクローズ機能を持ったステーです。
- 従来品より扉移動量を増やしたため、高さ方向の開口を広く取れます。
- 扉は手前に約120~150mm開くと、スプリングの力で軽く開きます。
※2025年8月18日時点の内容です。
スイングリフトダウンステー SLDL型
扉をキャビネットの中に収めれば
大きな扉でも「広々使えて動線を妨げない収納」に

部分収納ではなく大きな扉の場合、軌跡をコンパクトにするのではなく、キャビネットの中に収めてしまうという選択肢もあります。
普段は使い勝手を優先して開けっぱなしに、来客時は扉を閉めて生活感を隠すことができます。
キャビネットに収めた扉は引き残しを除いてすっぽりキャビネットの内側に収めることができるため、開けっぱなしでも動線の妨げになりません。
また開口も大きく取れ、一般的な開き戸や引き戸と比べて使い勝手の良い収納家具を製作できます。

製品情報
垂直収納扉金物

- 扉を開いて収納することで、収納部内のスペースを広々と活用できると同時に、扉を閉めることで生活感を一掃したすっきりとした空間を作り出します。
- 開いた扉はキャビネットの内側に収納できるため、動線の邪魔になりません。
※2025年8月18日時点の内容です。