スガツネのワンストッププロデュース力 ガイドレール編

営業部、開発部、品質保証部、購買部
スガツネ全体で取り組めるワンストップの仕組みがあるからこそ、生まれた製品

今回は「狭い場所でガイドレールを縦使い、斜め使いしたい」というお客様の課題を解決した 「マルチローラーリニアガイドレール MLG型」をご紹介します。

MLG型開発の背景

モーター駆動の機器内で「アルミ合金製ミニスライドレール ARW2-16」や「アルミ合金製ミニスライドレールAR3-16」といった、ボールベアリングのあるスライドレールを使用されていたお客様。レールの動きが徐々に重くなる、モーターに過負荷がかかって装置が止まってしまう…といったご相談から開発が始まりました。
原因はボールベアリングを使用したスライドレールを縦使いしたことによる、クリープ現象*。このお悩みを解決すべく、クリープ現象を起こさない=途中で止まらずスムーズに動くレールの開発が始まりました

*クリープ現象:スライドレールを取り付けた引き出しなどで、ボールの接触点がずれ、往復時の移動量が異なる現象のこと。クリープ現象が起きると、スライドレールの移動距離よりも狭い範囲しか動かなくなったり、動きが鈍くなったりします。(別称、ボールクリープ)

アルミ合金製ミニスライドレール ARW2-16

アルミ合金製ミニスライドレール ARW2-16
アルミ押出し材製でたわみが少なく、小型なのが特長

独自構造でクリープ現象を解消!

当社独自のマルチローラー構造

そこで開発されたのが当社独自の「マルチローラー構造」。キャリッジのローラー内に複数のボールベアリングを入れ、縦・斜め使いされた際にかかる偏荷重を受けられる仕組みをつくりました。
この偏荷重を受けられる仕組みでボールの接点がずれなくなり、途中で止まらず様々な方向でスムーズに動く(クリープ現象の生じない)レール「マルチローラーリニアガイドレール MLG型」が誕生。この独自の構造は国内特許を取得、弊社往復試験を30万回クリアしているため、安心してお使いいただけます。

ボールクリープが起きないガイドレール!詳しい仕組みは動画01:15~からご確認いただけます。

キャリッジの複数使いで設計自由度UP!

MLG型はをレール、キャリッジに加えて、取り付けプレートをそれぞれ個別で販売。
レール1本に対し、キャリッジの複数使いが可能なので、設計の自由度が高く、医療機器、食品加工機、分析装置等、幅広い業界でご使用いただいています

製品情報

マルチローラーリニアガイドレール MLG型

マルチローラーリニアガイドレール MLG型

  • 様々な方向の荷重を受けても動きが滑らか。
  • 200mm/secで、100mmを30万回往復する試験を実施しています。詳細はお問い合わせください。
  • ボールクリープ現象がないためモーター駆動と併用が可能です。

スガツネ工業はその高度な技術力と豊富な実績を持つ当社工場と設計開発部門が、お客様のアイデアを形にし、さらなる付加価値をご提供します。
カタログ掲載品のご提案はもちろん、サイズ・色変更のOEM、企画設計を含めたODMまで幅広く対応。
まずはスガツネにご相談ください。